こどもじとけいをつくろう!ワークショップレポート 2013/02/23(土)開催

私達hahacolabが作っているグッズに「こどもじとけい」という子供の描いた数字を刺繍して作った時計があります。まだ小さい頃に書いた数字は、決して読みやすくはありませんが、その時期にしか描けない素敵な数字だと考えてグッズに落とし込んだのです。
ただいま、それをiPhoneアプリにと開発してもらっているところなのですが、その体験版を元に5歳の男の子と女の子それぞれに「こどもじとけい」を作ってもらいました。
今回は、渋谷にあります「co-lab渋谷アトリエ」さんが場所を協賛してくださり、そこでワークショップとして「こどもじとけい」を作ってもらいました。

何回やっても初めてのワークショップは普段以上にドキドキしますね。楽しく体験してもらうにはどうしたらいいのか、3人で知恵をしぼり練習を重ねます。今回は、刺繍用のデータを送信しなくてはいけないし、刺繍ミシンでスムーズに縫わなくてはいけないし、といくつかの現場でどうにかなる!では終わらないドキドキポイントがあり、準備段階から熱が入りました。

当日、まずは「こどもじとけい」をどういう思いから作ったのかを説明させてもらい、iPhoneアプリとしての「こどもじとけい」を紹介し、早速触ってもらう事にしました。
子供達は、iPadに臆する事無くガンガン触ってくれました。きっと、お家でも触ってるんでしょうね。
何度も数字を書いては消し、消しては書いてを繰り返し、何パターンも作ってくれました。親子で「この方が良いんじゃない?」「こっちが可愛いよ〜。」「このシンプルなのがスキ。」などと会話をしながら作ってくれる姿を見るのは嬉しかったです。
5歳くらいだと「こういう時計を作るんだ!」というのがハッキリしているので、お母さん達が熱を入れて横から口出しても「NO!」なんですよね。そういう事は我が家でも沢山起こるので、ワークショップしながらも「デジャヴ」が沢山ありました。w
時計をアプリで書いた後は、お楽しみの刺繍です。刺繍ミシンが動く姿をジッと見ている子供達。ダダダッと大きな音を立てて動くミシンを見るのは面白いでしょうね。私達大人でもジッと見てしまいます。すごい早さで先ほど自分が書いた数字がどんどん見えてくる事も楽しいんだろうと思います。
刺繍したフェルトに時計をはめ込むのは、お母さん達のお仕事です。その側で子供達はパッケージに思い思いのデザインを施し、完成!
出来上がった「こどもじとけい」は、世界に1つの時計です。大切に飾ってもらえていたら嬉しいなぁと思います。

参加してくれた5歳の子供達はどちらもiPadに慣れていて軽々使いこなしていました。さすがデジタルネイティブ!しかも、「早くアプリを触りたい!」と言ってくれた言葉が嬉しくて嬉しくて。
ですので、今後「こどもじとけい」のアプリがリリースされた際には自慢させてください。w
このアプリ、企画は私達ですが、プログラムが1行も書けない私達の依頼を快く受け、開発してくれている方に足を向けて眠る事はできないくらい、素晴らしく良いものにしてもらえていますから。